思っているより多く吸っているかもしれません

自己申告の本数は実際より少なくなりがちです。二杯目のコーヒーと一緒の1本、散歩中の1本、待ち時間の1本など、無意識に吸った分は誰も覚えていないからです。正直に記録してみると、1日の本数が見積もりより2〜3割多いことがよくあります。意志が弱いからではなく、習慣とはそういうもの。ひっそり隠れるのです。

記録すると何が変わるのか

  • 当て推量がなくなります。プランが本当の本数から始まるので、目標が非現実的になることも、甘すぎることもありません。
  • 自分のパターンが見えてきます。時間帯、間隔、まとまり方から、朝、締め切り前、お酒の席など、吸いやすい場面がはっきりわかります。
  • 無意識の喫煙を止めます。記録するという小さな動作が1本ごとに意識的な一拍を作り、それだけでぼんやり吸う分が減ります。
  • 信頼できる進歩がわかります。週ごとの平均が下がっていくのは事実です。「減った気がする」とは確かさが違います。

面倒にならずに記録するコツ

方法そのものより、手間の少なさが大切です。紙でもメモアプリでもかまいませんが、数秒以上かかる方法は3日目には省かれ、抜けた記録がデータを静かに狂わせます。良い喫煙記録の条件は簡単です。ライターをポケットに戻す前に、片手でワンタップで記録できるかどうか。

結論を出す前に、週末を含めて最低1週間は記録しましょう。休日は吸い方が変わる人が多いためです。また、最初の1週間は減らそうとしないでください。測ることと変えることを同時にやると、どちらも曖昧になります。

出てきた数字をどう使うか

基準値がわかれば、選択肢が広がります。1日の上限をそこから1〜2本下げて、減煙を始めましょう。いちばん長い間隔を見つけて、少しずつ延ばすのもひとつの手です。あるいは段階的な禁煙プランに取り組み、本数を週ごとにゼロへ近づけていきましょう。